M邸リノベーション 2015
- 高齢の母とその娘家族のための二世帯住宅。1階が子世帯、2階が親世帯と共用の浴室という構成となっています。両世帯の生活時間帯が異なることから、キッチンはそれぞれ独立させ、トイレも各階に設置しています。
- 1階の子世帯は、階段を中心に回遊できる行き止まりのないワンルームとなっており、必要な場所にテーブルやソファ、ベッドなどを適宜配置することで生活空間を構成しています。
- 日当たりのよい2階は親世帯の生活空間とし、高齢の母親のために階段の幅を広げ、角度の緩いゆったりとした階段にしました。この階段室が家の中心の吹抜けとなり、2,3階の光を1階にまで届けるとともに、家全体に家族の気配が伝わるのびやかな空間となっています。